Codex(ChatGPT Plus)の5時間制限は、AI レビューを1往復投げると使用率が16%進みます。2026年8月26日に測ったときは、78%から94%へ動きました。3往復でおよそ枠の半分です。
ただし別の日の記録では、1往復あたり10〜24%と幅があります。読ませる差分の量で消費が変わるためで、16%は実測1件から置いた見込み値です。
この記事では4つの問いに自分の記録で答えます。1往復で何%減るか、失敗しても減るのか、足りないときにどう回すか、Pro に上げれば解けるのか、です。
先に結論
- レビュー1往復(effort は xhigh)で、5時間枠の使用率が16%進む。別の日の記録では10〜24%に散る
- 3往復で枠の約半分
- 容量のエラーで本文が返らなかった往復でも、64%から70%へ減った
- 自分の PC のログから読む残量には、別の PC や ChatGPT の画面経由の消費が入らない
- 足りないときは effort を下げず、往復数を減らす。Pro の免除は担当者の X 投稿だけで、料金ページには書かれていない
「無い」と書いた9日後に枠が戻りました
2026年8月16日に、Claude Code と Codex の使用量をタスクバーに出す「残量バー」を自作した記録を公開しました。その本文には、Codex の5時間枠が私の環境では返ってこない、と書いています。
その9日後にあたる2026年8月25日から、ChatGPT Plus に5時間のローリング枠が再適用されました。米国時間の8月24日夜に Codex と ChatGPT の担当者が X で告知し、翌日から適用されたと9to5Mac が報じています。週次の枠とは併存します。
桁を揃えるためだけに残していた列に、コードを触らずに値が入りました。枠が見えるようになったので、レビュー1回で何%減るかを測りました。
Codex の5時間制限は1往復でどのくらい減るか
2026年8月26日に測りました。Codex にレビューを1往復投げて、5時間枠の使用率が78%から94%へ動きました。差は16%です。同じ日に自分で置いた別の見立てでは「3往復で枠の約50%」で、1往復あたりおよそ16〜17%になります。
ただしこの16%は、実測1件から置いた見込み値です。別のラリーの記録を見ると、1往復あたり10〜24%と幅がありました。1回のレビューで読ませる差分の量が違えば、消費も当然変わります。
モデルは当時の既定だった gpt-5.6-sol、effort は xhigh です。2026年9月の時点で、私の環境では既定のモデルが別のものに変わっているので、同じ数字が今も出るとは限りません。
ここでいう1往復は、コードの差分と論点を渡してレビューを返してもらい、指摘の採否を決めて直すまでの1周です。回し方はラリーのルールの記事に書きました。
失敗した投入でも減ります
測って分かったことがもう1つあります。失敗した投入でも枠は減ります。容量のエラーで本文が返らなかった往復で、使用率が64%から70%へ動いていました。返ってこなくても、読ませたぶんは払っています。
返ってこないからと投げ直すと、成果なしで枠だけが減ります。エラーが出たときは、投げ直す前に残量を読み直し、同じ往復での投げ直しは2回までと決めました。
自分の PC から見えない消費があります
残量は自分の PC にある Codex のセッションログから読んでいます。だから別の PC からの利用や、ChatGPT の画面経由の消費は見えません。数字が低く出ているときほど、実際はもっと使っている可能性があります。
枠の残りを見て判断するなら、その数字がどこから来ているかも一緒に覚えておく必要があります。
5時間制限が足りないときの回し方
いまのルールは1行です。投げる前に使用率を読み、いまの使用率に見込みの16%を足して80%を超えるなら、自動では投げません。ほどくと、使用率が64%を超えたら次の往復は自分で決める、ということになります。80%は枠の上限ではなく、止まって考える線です。
実際に止めた記録もあります。あるラリーでは往復4を残量73%の時点で聞かれて続行しました。次は残量84%で聞かれて、Codex へ投げ直さずサブエージェントの検証で閉じました。
削らないと決めたのが effort です。レビューを浅くして見落とすと、結局あとで直すことになります。AI 同士にレビューさせて同じ急所を3回直した記録もあって、そこは削りたくありませんでした。
削るのは往復数と、論点の広がりです。ラリーを続けていると、最初に渡した範囲の外へ話が伸びていきます。伸びた先が無意味なわけではありません。ただ、枠が有限だと決めた以上は途中で打ち切ることにしました。
代わりに払っているのが時間です。枠が空くまで2時間ほど待つことがあります。レビューまで込みで回す作業はブログだけではないので、待ちはしばしば出ます。
待ち方は3通りに分かれます。
- 枠を配分して回す
- レビューを Claude に回して、別の作業へ移る
- Claude 側も足りなければ止まる
3つ目になると、その日はもう進みません。AI が裏で動いていないと、もったいなく感じる体になってしまいました。
Pro に上げれば解けるのか
Pro プランは当面この5時間枠の対象外だと、2026年8月24日の9to5Mac の記事が伝えています。ただし根拠は、その記事が引いている担当者の X 投稿だけです。
OpenAI の料金ページは2026年9月時点でも Plus と Pro を同じ5時間あたりの表に並べていて、Pro の免除には触れていません。担当者本人も「当面」と言っています。
月額の差を払って、公式の文書に書かれていない措置に乗るかどうか。2026年9月の時点で、私はそこまで確かめられていません。今は枠の中で回す前提でルールを書いています。
まとめ
Codex の5時間制限でどのくらい使えるかは、往復数ではなく残量で決まります。1往復で16%、散らばりを見れば10〜24%。枠の頭から始めても、80%の線までで5往復ぶんです。途中から始めれば、そこまで届きません。
枠を見ながら決めるには、まず枠が見えている必要があります。5時間枠が返ってこないと書いた記事で作った道具が、いまはその判断の入口になっています。
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