AI副業実践記

ブログを1年続けてもアクセスがない。40記事・週6クリックの実数と原因の切り分け方

ブログを1年続けてもアクセスがない。この状態で最初にやることは、記事を増やすことでもSNSを頑張ることでもありません。「本当に誰も来ていないのか、それとも計測が壊れているのか」の切り分けです。どちらなのかで打ち手が正反対になるからです。

私は2025年8月にこのブログを始めて、最初の1年で30記事を書きました。収益は0円、直近で数字を取った週の検索クリックは6回です。この記事では、その実数と、「誰も来ていない」を確定させた切り分けの手順、その後に打った手をそのまま公開します。

この記事で分かること

  • 1年続けたブログの実数(記事数・クリック数・収益)
  • 「実績ゼロ」と「計測の穴」を切り分ける手順
  • 切り分けで見つかった、数字を読み間違える3つの罠
  • その後の打ち手(記事を2つのレーンに分けた)

ブログを1年続けた実数を公開します

まず数字からです。開始は2025年8月、最初の12ヶ月で公開した記事は30本でした。うち3ヶ月は完全に止まっています。

その後の1ヶ月で10本を追加して、この記事を書いている時点で40本です。収益は0円のままです。

  • 記事数: 40本(最初の12ヶ月で30本+直近1ヶ月で10本)
  • 収益: 0円
  • 検索クリック: 週6回・表示166回(2026年8月22日取得・直近7日・全18ページ合計)
  • GA4のページビュー: 直近10日で34(2026年8月23日時点)。いちばん読まれた記事で4PV

クリック6回の内訳は、アドセンス審査の記事が2回、Xのアルゴリズムを読んだ記事が2回、ASP・アフィリエイト関連の実践記が1回ずつです。数字はGA4とSearch Consoleの管理画面から自分で取りました。

そしてこの「6回」も、取り方を間違えると0回に見えます。これが最初の罠でした。

ブログのアクセスがないとき、最初に確かめること

確かめる順番は2つです。①数字を正しい画面で取れているか。②その数字は「誰も来ていない」を意味するのか、それとも「計測が壊れている」のか。順番に書きます。

罠1: Search Consoleのクエリ表は実際より少なく出る

週次で数字を見始めた最初の週、クエリ表ではクリック0でした。ところがページ別の表で合計すると6クリックあります。Search Consoleはプライバシー保護のため一部の検索語をクエリ表に出さない仕様です(Googleのヘルプに記載・2026年8月時点)。そのため、クエリ表の合計は実際より少なく見えます。

0と6では受け取る印象がまるで違います。以後、クリック数はページ別の表を正とすることにしました。

「誰も来ていない」をどう確定させたか

切り分けのきっかけは、新しく公開した記事2本のGA4 PVが0だったことです。サイト全体では毎日数PVあるのに、この2本だけ1PVも記録されない形でした。実績ゼロなのか計測の穴なのか、次の順で確かめました。

  1. タグが入っているか: 公開ページのHTMLを取得し、GA4の計測タグがheadにあることを確認。既存記事と同一で、条件分岐もなし
  2. 計測リクエストが飛ぶか: 実ブラウザでページを開き、analytics.google.comへの送信にページビューのイベントが乗っていることを開発者ツールで確認
  3. 自分の閲覧が除外されていないか: 送信リクエストに内部トラフィックの印(tt=internal)が付いていた=内部トラフィック除外が有効で、自分の閲覧は最初から数えられていない
  4. 外部からの到達はあるか: GA4の参照元レポートで、外部からのPVが毎日記録されていることを確認。中身はGoogle検索とFacebook経由のみ
  5. Search Consoleと突き合わせる: 2本のうち1本は表示23・クリック0、もう1本は表示0。GA4とSearch Consoleという別系統が、独立に「到達ゼロ」を出した

結論、計測は壊れていませんでした。単純に、誰も来ていませんでした。がっかりする結果ですが、タグを疑って設定をいじり始める前に切り分けられたのは良かったと思います。壊れていない計測を直すと、今度こそ本当に壊れます。

罠2: 内部トラフィック除外を入れていると、リアルタイムレポートで自己確認できない

タグ確認の定番として「自分でページを開いて、GA4のリアルタイムレポートに出るか見る」という手順があります。ただ、私は自分の閲覧を数えないよう、内部トラフィック除外を自分で設定しています。この状態ではタグが正常でも自分の閲覧は表示されず、実際に3回開いてもリアルタイムは0行のままでした。

除外の設定自体は意図どおりで、問題ではありません。罠なのは読み方です。この手順だけで判定すると、正常なタグを「壊れている」と誤読します。使えたのは、ブラウザの開発者ツールで送信リクエストを直接見る方法と、Search Consoleのクリック数と突き合わせる方法の2つでした。

罠3: いちばん大きい数字の塊はボットだった

切り分けのついでに、数字全体の中身も見ました。直近30日でいちばん大きい塊は「desktop / Windows / 参照元なし」の49PVです。中身を見ると、着地はほぼすべてトップページで、記事への直接着地はゼロでした。

時間帯は深夜3時や早朝5時にも分散し、ブラウザもChrome・Edge・Firefoxとばらけています。人の閲覧の形には見えません。GA4の既知ボット除外をすり抜けたボットだと判断しました。

以後、記事の数字を読むときはOrganic SearchとReferralだけを見ることにしました。「トップページだけPVが多い」の理由はこれでした。

診断: クリックが付いた記事と付かない記事の差

切り分けが終わって数字を並べ直すと、はっきりした差が見えました。クリックが付いているのは、検索する語が実在する題材の記事だけです。アドセンス審査、Xのアルゴリズム、ASPの登録。どれも誰かが検索するワードです。

一方、到達ゼロだった新記事2本は、同じゼロでも症状が違いました。ツールを自作した記録は「検索結果に出るのに踏まれない」(8月下旬時点で表示23・クリック0)。AIに体験記を書かせたら失敗した話は「そもそも検索結果に出ない」(インデックス登録は済んでいるのに表示0)。原因が別なら、打ち手も別です。

そして体験記が検索に出ないのは、故障ではなく性質だと考えています。「AIに体験記を書かせたら」というワードで検索する人はいないからです。

打ち手: 記事を2つのレーンに分けました

この診断から、記事を2つのレーンに分けることにしました。

  • 検索レーン: ツール・手順・トラブル解決など、検索する語が実在する題材。想定する検索語を1つ決めてから書き、タイトルの前半にその語を置き、冒頭の段落で先に答えを書く
  • 実験ノートレーン: 体験記・週報。検索を狙わず、SNSと読んでくれている人向けに書く。検索表示0でも故障扱いしない

手始めに、ツール自作の記事のタイトルを検索の語が入る形に直しました。旧タイトルには、肝心の対象ツール名が入っていませんでした。

体験記はリライトしません。どのページにも人が来ていない状況で、体験記だけ直しても意味がないからです。効果は4週間、週次でページ別の表を見て観測します。

この記事自体も検索レーンの型で書いています。「ブログ 1年 アクセスない」で検索した人への答えになる構成です。効いたかどうかは、また実数で報告します。

1年、なにをしていたのか

最後に、数字ではなく正直な話を書きます。1年で30本は、週1本にも届いていません。振り返ると「なんとなくやっているだけ」でした。

やらなくても誰にも何も言われません。私生活が激動だったのもありますが、それは言い訳かもしれません。

数字を見た率直な感想は「うまくいかないんだなぁ」です。成功した人のブログ記事を見ると、やっぱり夢を見てしまいます。現実はそんなに甘くありませんでした。

それでも、切り分けをやって良かったことが1つあります。「何が起きているか分からないまま書き続ける」のと「誰も来ていないと確定させた上で手を打つ」のは、同じアクセスゼロでもまったく違います。少なくとも、打った手の結果は数字で返ってきます。

まとめ

まとめ

  • 1年30本・収益0円・週6クリックが実数
  • アクセスがないときは、まず「実績ゼロか計測の穴か」を切り分ける
  • クエリ表は過少に出る。ページ別の表を正とする
  • 内部トラフィック除外が効いていると、リアルタイムレポートでの自己確認は使えない
  • クリックが付くのは検索語のある題材だけ。記事をレーンで分けて観測中

なお、この切り分けで使ったGA4とSearch Consoleの数字は、途中からClaude Codeに直接読ませて取っています。手作業の集計で0と6を取り違えた実例が出て、自動で取る方式への切り替えを後押ししました。導入で詰まった箇所の記録も公開しています。

関連

散らばる紙の山に背を向けて、金色のデータストリームが流れ込むパネルを指すマスコットのイラスト。文字は「数字集め、30分→4分」
GA4とSearch ConsoleをClaude Codeに直接読ませる。MCP導入で詰まった5ヶ所の記録

2026/8/26    , , ,

GA4は公式MCP、Search Consoleはコミュニティ製MCPで、Claude Codeから数字を直接読めるようにした導入記録です。毎週30分の手動集計が4分になり、手作業の取り違えも見つかりました。uvのPATH・サービスアカウントが一覧に出ないなど、詰まった5ヶ所の回避策つき。

青と金の配色のイラスト。マスコットの横顔の前に、金色に光る2段の横長ゲージが浮かんでいる
Claude CodeとCodexの使用量をタスクバーに常時表示する。「残量バー」を自作した記録

Claude Code と Codex CLI の残り使用量は /usage・/status を打たないと見えません。タスクバーに常時表示する Windows 常駐ツールを自作し、使用量エンドポイントの実測仕様と、AIレビューで出た欠陥19件をまとめました。

光る原稿ページから浮き上がった一行をマスコットが指でつまんでいるイラスト。文字は「やっていないことを書いた」
AIに自分の体験記を書かせたら、やっていないことを書いていました

2026/8/19    ,

AIに体験記の下書きを書かせたら、やっていないことが書いてありました。機械検品・AIレビュー・事実の照合・本人の通し読みの4層で何が捕まり、何が残ったかを実測の件数で記録します。最後まで残ったのは動機でした。


  • この記事を書いた人
myska のプロフィール画像。ネイビーの背景に金色の光の弧、黒い短髪に襟付きシャツの男性のイラスト

myska

2025年8月よりブログ開設! AIを使った副業・自動化の実践記録を中心に、 試行錯誤しながら収益化を目指すリアルな過程を発信していきます。

-AI副業実践記
-, ,